今年買ってよかったもの 2023年版

MacBook Air 11-inch Early 2015の更新改造をした

日頃はWindowsユーザー、時には明確にmacOSに対する批判を述べるような部分もある自分ですが、実の所MacBookを所有しています。それが今回のMacBook Air 11-inch Early 2015です。

この機体は、自分が学生の頃にApple直販で入手したものでした。
購入時の主要スペックはこういったもの。

CPU: Core i5-5250U
RAM: 8GB
SSD: 128GB
KBD: 日本語
OS: OS X El Capitan (10.11) (初期)

Apple公式サイトの技術仕様ページはこちら
コストはあまりかけられないが、後々増設不能なRAMだけは増強しておいたという感じですね。
i7にするほどの予算はありませんでしたが、このi5もなかなか悪くない代物なので、そのままの判断に。というかここの強化はだいぶ高かった記憶が。
SSDは最小にしていますが、まあ差し替え可能な構造っぽいのでそのうち…と思ってました。

11インチ機の取り回しの良さはなかなか代えがたく(同サイズを維持しようとするとXPS 13辺りが選択肢にはなる)、 YOGA 900-13ISKをサブマシンとして使い始めてからも、時々思い出してはいいよなあコイツと触ったり、断続的に使ってきました。
途中に色々とトラブルも経験しており、その都度修理(自前)を行い続けてきました。

・トラックパッドの故障 (2016年)
普通に日常利用していたら違和感が発生。
トラックパッドのクリックが効かなくなるトラブルが起こった記憶があります(かなり前なので若干うろ覚え)。
トラックパッドの部品をebayで調達し、分解差し替えして修理。再発はなく今も元気。

・キーボードの故障 (2022年)
用途(npckcのゲームのmacOS版の動作テスト)ができたため、久しぶりに動かして発覚。
キーボードのリージョン認識がおかしくなり、汎用ISOキーボードのように認識され続ける問題が発生。
いい機会と思い、以前から気になっていたUSキーボードへの換装に挑戦。中古トッププレートを入手して、新品キーボードを入手。分解差し替えして修理。

といった形で、結構規模の大きい修理(兼改造)のキーボードの配列変更を昨年に行ったばかりだったりします。
macOSのメジャーアップデートは2021年で終了(この機体は16 Montreyまで)したものの、自分ならLinuxデスクトップでの運用もアリだし(2017-2018年頃はmacOS無しでそうやって使っていました)、ハードの良さは間違いないし…という訳で、用途を絞ればまだ3年はいけそうだし、今PC買い替えるのも高いよねということもあり、残りの年数を堪えられそうな状態に更新する事に。

今回は

・バッテリー交換
2015年の購入時からずっと使ってきたバッテリーは寿命が近いため、互換新品に交換。
・SSD交換
128GBは過去の運用時から結構つらいという感覚がずっとあったため、互換性のある1TB品に交換。
今更?という部分もあるように見えますが、実際にはNVMeのM.2 SSDが普及・安価になった現在は、変換コネクタを噛ますだけで使えるSSDが沢山出回っている状況。専用SSDが必須だった頃よりかは、むしろ今。
・デュアルブート化 (macOS/Linux)
macOSだけで運用する気もないので、Linuxメイン、macOSには戻れるようにという形を通常とすることに。(128GB時代にも実はやっていたが、容量しんどかった)
サブになるmacOSが256GB程、Linuxが残り部分…?を想定。

M3の後のその足で秋葉館に行って、バッテリーとSSDを入手。今朝は何故か6時に目が覚めたので、サクッと交換しました。(下側ほぼ全分解が必要なキー配列交換とは比べ物にならないほど簡単)
現在バッテリーを一度満充電にしているところで、これを書いています。

というわけで、現在のスペックは

CPU: Core i5-5250U
RAM: 8GB
SSD: 1TB (標準128GBから自己換装)
KBD: US (日本語から自己換装)
OS: macOS 12 Montrey (最終メジャー) / Linux

になりました。
今後はLinux側をメイン環境として、OpenMPT(公式サイトに「Wineで使えるよ」って書いているぐらい一般的な模様)を使ってみたり、当たり前のようにgccが使えることもあるのでプログラミング学習環境にしてみたり…などなどを考えています。まだまだよろしくね。
Linuxはどのdistro使おうかなあ…前はArchLinuxだったので、今回もArchLinuxが最右翼。


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